ともいき編(第2回)
お寺での介護者カフェ立ち上げ講座
介護者力フェとは阿弥陀さまのお見守りの中で共に寄り添い、支え合う力フェです。
「お寺での介護者力フェ」は、現在介護をしていたり介護を終えていたりする檀信徒や地域住民の方々が、介護についてお話しをしたいという情報交換や息抜きの場を提供する活動です。お寺は、ゆっくり話せるような場所やお茶などの提供、そして何より傾聴を行うことがこの活動にとって大切になります。
介護の経験も知識もない自分にできるのかな?そもそもどうやってやればいいのだろう?
当日は模擬介護者カフェ体験もしていただき、より具体的なイメージをつかんでいただけるような講座にいたします。どのようなご質問にもお答えしますので、まずはぜひご参加ください。
寺族、宗徒の方も参加できます!
講師
東海林良昌
浄土宗総合研究所研究員
岡村毅
医師、医学博士、東京都健康長寿医療センター研究所副部長、東京大学・上智大学非常勤講師、大正大学地域構想研究所非常勤所員
講義概要
講義1「介護者カフェとは~浄土宗寺院が介讃者カフェに取り組む意義~」
「介護」についてお寺で語り合うことの大切さと意味を中心に、始める手順や開催寺院と参加者の声について紹介する。
講義2「認知症ケア前線~お寺での介力フ工の在り方、大切さ~」
認知症の根本治療薬は存在しない。その現実を踏まえ、認知症であっても暮らし続けられる良き社会のために、お寺や僧侶ができることは実に大きいものであるその理由を、医学的観点から述べる。
講義3 模擬力フェ体験
グループに分かれて、実際の「介護者力フェ」の雰囲気を体験。
グループには力フェ経験者がついて、司会進行を行います。話しやすい雰囲気の作り方を体験しましょう。
講義4 バネルディスカッション
コーディネーター 東海林良昌
パネリスト 岡村毅
中村徹信(京都教区金剛寺住職)
前野真成(尾張教区相應寺住職)