法式編 第2回
晋山式・落慶式
晋山式・落慶式
新命が住職として初めて寺院に入る法会である晋山式は門中や総代など関係者に住職として認めていただくための大事な儀式である。講義では晋山式の5部構成(中宿・行列・開門式・堂内式・書院式)の一つ一つの講説に加え、晋山式を迎えるまでの準備や手配、案内文書についても構説いただく。
落慶式については、落慶式の差定をもとに、設えや役配について構説いただく。
講師
一級法式教師 橋本知之(尾張教区西蓮寺 住職)
講義概要
本講義は、晋山式と落慶式の2つの法要について講説いたします。
1コマ目では、晋山式及び落慶式を執り行う際の準備を各法要と比較しながら講説いたします。
2コマ目では、晋山式及び落慶式の基本的な形や地域特有の形をふまえつつ、講説いたします。
そして、3コマ目では、晋山式及び落慶式の作法や心得事を講説した後、受講者からの様々な質問にお答えいたします。
なお、受講者の反応によっては、晋山式と落慶式に割く時間に偏りが生じる場合がございます。