五重相伝編 第1回
開筵準備
本講座では、五重相伝を基礎から学ぶことを目的とし、開筵までの準備や伝灯師の心構えなど、開筵寺院が押さえておくべきポイントを掘り下げて学びます。また、五重相伝の神髄をお伝えする「正伝法」を受者が正しく受け取るために、前行中に行われる「勧誡」に関し勧誡の教義的内容や「正伝法」と「勧誡」がどのように結びつくのか等について学びを深めつつ、寺院側(伝灯師)と勧誡の2つの観点を理解することで、より自信をもって五重相伝を開筵できることを目指す講座です。
※本講座のオンライン受講はできません。
講師
大澤 亮我
法儀司
池上 良賢
二級法式教師
講義概要
講師からのメッセージ
本講座では、少数人数でも開筵できる事を第一に考え、五重相伝開筵までの準備と予算立てについて先ず共に考えてみたいと思います。次に伝灯師としての準備および執持寺院としての心構え等について理解を深め、組内(部内)との協力のあり方についても考えてみたいと思います。最後に五重相伝開筵に向けて実際の取り組みと前例などを紹介しながら開筵への道筋をたどっていきたいと思います。