人権センターについて

人権センターとは

人権センターは、宗祖法然上人の万人平等の教えに基づき、部落差別をはじめとするあらゆる差別の解消を目指して、平成28年に設置され、平成31年の宗務庁機構改革に伴い、閉室となった人権同和室にかわり、浄土宗における唯一の人権部門として、再出発しました。
近年、社会における人権意識の高まりもあり、これまで知られていなかった人権課題への取り組みが行われることが浄土宗においても求められています。
人権センターでは、設立の目的である、あらゆる差別の解消に向けて、積極的に取り組み、法然上人のお念仏の教えのもと、「浄土宗21世紀人権アピール」の精神である「あなた」と「わたし」がともに、笑い合い、支え合いながら明るく、正しく、仲良く共に生きる共生(ともいき)社会の実現に向けて活動しています。

人権センターの業務

人権センターでは、あらゆる差別の解消に向けて浄土宗内寺院、僧侶等に対して人権に関する啓発活動を主たる業務として行っています。
また、宗内関係者から差別的な発言や行動があった場合には、関係機関と連携しながら対応しています。
そのほか、近年はさまざまな人権問題への取り組みを遅滞なく行うため、各種資料を収集し、研究を業務としています。