五重相伝編 第3回
勧誡2
本講座では、五重相伝を基礎から学ぶことを目的とし、開筵までの準備や伝灯師の心構えなど、開筵寺院が押さえておくべきポイントを掘り下げて学びます。また、五重相伝の神髄をお伝えする「正伝法」を受者が正しく受け取るために、前行中に行われる「勧誡」に関し勧誡の教義的内容や「正伝法」と「勧誡」がどのように結びつくのか等について学びを深めつつ、寺院側(伝灯師)と勧誡の2つの観点を理解することで、より自信をもって五重相伝を開筵できることを目指す講座です。
※本講座のオンライン受講はできません。
講師
安部 隆瑞
総本山知恩院布教師会会長
講義概要
講師からのメッセージ
この講座は、「二重」。前方便の勧誡の中でもその根幹を占める部分。私は前方便の最終席、もしくは二席程を残して、「二重」のお取次に充てている。受者は五重満行の翌日から、実際にどんなことを具体的に、どう実践していくのか、興味を持って聴聞する部分。
二重伝灯分については、大先輩布教師様から、「退屈な話しになりがち」な勧誡で時間を費やすことはどうかの講評を拝聴したことがあった。私は『末代念仏授手印』を編み給うた二代様の伝灯分の中に、ありがたい法味溢れる箇所が何箇所もあり、時間を費やす価値は絶対にあると確信する。正説分は、本宗の宗義の中心で忽(ゆるが)せに出来ない安心・起行・作業を、わかりやすく例話や因縁話で、受者の心田を耕すようにすることを受講の方々とともに深めてゆきたい。