五重相伝編 第5回
勧誡4
本講座では、五重相伝を基礎から学ぶことを目的とし、開筵までの準備や伝灯師の心構えなど、開筵寺院が押さえておくべきポイントを掘り下げて学びます。また、五重相伝の神髄をお伝えする「正伝法」を受者が正しく受け取るために、前行中に行われる「勧誡」に関し勧誡の教義的内容や「正伝法」と「勧誡」がどのように結びつくのか等について学びを深めつつ、寺院側(伝灯師)と勧誡の2つの観点を理解することで、より自信をもって五重相伝を開筵できることを目指す講座です。
※本講座のオンライン受講はできません。
講師
中村 晃和
奈良教区 西迎院
講義概要
講師からのメッセージ
五重相伝は勤行・勧誡・儀式(伝法)で構成されています。
授者は真摯に勤行に励み、勧誡を聴聞し、心を整えて儀式・伝法に向かいます。
勧誡は剃度式、懺悔式、要偈・密室道場を迎える授者がそれぞれの儀式の奥義を領解していただくための前方便でありました。
前回までの研修を終えられ、いよいよ大切な儀式・道場へと進めてまいります。
元祖大師は常に「口伝無くして浄土の法門を見るは往生の得分を見失うなり」と仰になり、五重相伝では文章で伝えられない義を口伝によってお伝えすることになります。
そこで今回は剃度式、懺悔式、要偈・密室道場の真髄を共々に研鑽させていただくと共に、五重相伝全体を学ばせていただきたいものです。