ともいき編(第3回)
災害時、寺院に求められる連携支援とは-寺院と地域と自治体-
近年、全国で自然災害が頻発するなか、社会が寺院に期待する社会貢献の一つに、「避難所」となることが求められています。ただし、寺院が避難所となるには、寺院単独では被災者の命を守ることはできません。衣食住における地域、自治体等との協力関係を築くことが重要で、いま各地で宗教施設と地方公共団体の間で災害時協定の締結が進んでいます。
本講座では、寺院は地域屋自治体とどのように連携できるのかを確認し、地域に合わせた防災・備蓄の方法から、災害に備えたネットワークづくり、人材育成など、寺院による災害時対応の具体的な実践方法を学びます。
講師
稲葉 圭信
講義概要
災害時、寺院に求められる連携支援
寺院の避難所運営における自治体との連携の取り方や、災害時協力協定の締結までの手順など、災害時に必要な連携について具体的な実践の取り組みを学びます。
講師
馬目 一浩
講義概要
寺院・僧侶間の相互支援
東日本大震災と令和元年東日本台風の2度の大規模な災害の経験から、寺院や僧侶間の相互支援を実現するために必要なことを学び、寺院が支援や復旧、復興の地域拠点となるための知識を身に付けます。
講師
コーディネーター 戸松 義晴
パネリスト 稲場 圭信
パネリスト 馬目 一浩